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ブンテンの「こころ旅」

ヒノショウヘイさんのこころ旅

だんだん島根に近づいてきましたね~!!

 

今回の春の旅で島根を通ることが分かってから

私も店長さんもそれぞれの「心の風景」を

お手紙にしたためてNHKに送ろうと思っていたのに

結局うっかりしていて間に合わず

 

私のPCの中には書きかけのお手紙が…

 

次こそとは思いつつ

果たして「こころ旅」がまた島根にやってくることがあるのか!?と

それは若干不安だったりする

(;゚Д゚)

 

番組を見ていても

ショウヘイさんの年齢が

徐々に気になるようになってきた今日この頃

坂道…しんどそうですもんね~(;'∀')

自分を見てるみたいな気持ちになったり

 

他の俳優さんではあの番組のあの気配は

絶対出せませんしね

 

なんとか次の島根旅のチャンスが

巡ってきますように

<(_ _)>

 

 

 

・・・・・・・

 

 

店長さんのおばあちゃんのお墓参りに

西ノ島まで出かけました

 

よく晴れていたので自転車で♪

 

 

自転車をフェリーで運ぶ時は手荷物扱いにします

切符売り場で自転車を積むことを申請すればOK

自転車用のチケットを頂けます

料金は

 島前⇔島後間だと片道800円ほど

 

車を載せるのと同じ

あの船のはしっこがぱっくり口を開けるあの入り口から

自転車を持ってフェリーに乗り込むのです

 

 

 

  

MY自転車を持ち込んで島前サイクリング

オススメです

 

しばらくは島後の雄大な島影を眺めつつ甲板でのんびり

(^'^)

 

べた凪の海に浮かぶ津戸の島々

写真では分かりづらいのですが

小さな島や岩が入り混じって趣のある風景を作っています

その中になじむように津戸の集落も見え隠れ

 

自然のデザインと人々の営みが見事に同化して

まさにジオの世界

 

 

 

海士の菱浦港にも寄り道したい気分ですが

今回は通過

西ノ島の別府港で降ります

 

1時間半ほどで到着

島前⇔島後間なんて近いもんですね

(^'^)

 

薄暗い車輌甲板は

ガソリンやペンキの匂いが入り混じったフェリー独特の香り

ここでフェリーが着岸するのを待ちます

 

ドッドッドッドと響くエンジン音はまるで心臓の音のようで

クジラのおなかの中にいるような気分になりますね

 

 

この緑の板が徐々に開いて甲板の中に光が差し込むと

わくわくは最高潮に達します

 

クジラのおなかから飛びだすピノキオの気持ち

 

 

 

 

 

 

さて

久しぶりの西ノ島

 

まさにこの港で

ショウヘイさんのこころ旅撮影隊と出会ったのが

ちょうど2年前の秋

 

blogより…「勝手にこころ旅 in 西ノ島」

 

ほぼほぼそれ以来の西ノ島上陸です

 

 

 

 

さて 

今回のメインはおばあちゃんのお墓参り

赤ノ江が最終目的地なのですが

その前に大山地区へ立ち寄って

最近OPENされたというゲストハウスを見学していくことにしました

 

 

 

 

 

 

 

集会所として使っておられたという古民家を

自分たちでリノベーションされたその建物は

長い時を刻んだ風格はそのままに

そこに吹きこんだ新たな風を感じさせ

見事に大山の素朴な気配になじみつつ

なんともいえない佇まいでそこにありました

 

 私達より一足先に見学チームがいらっしゃいましたが

なんと

若い頃お世話になりまくったアズマックスさんを発見!

 

お仕事でご一緒させてもらったのはもう20年も前のことだというのに

全く変わらずお元気そうで何より

思いがけない再会はうれしいものですね

(^'^)

 

 

伝統食の継承を目的とした食事の提供を視野に入れて

今後展開されると伺っています

 

 

ゲストハウスとしても活用されるのだそう

目の前は海 背後には裏山

なんと贅沢な♪

 

この板間を

夏の風が吹き抜ける様を想像し

海水浴あとのけだるく心地よいお昼寝タイム

あの感じを思い出してしまいました

 

あ~ここでお昼寝したい♪

 

 

プレオープンということで

今はカレーなど限定メニューが食べられるそうですよ

 

かなり心が揺らいだものの

 

いや

今フェリーから降りたばっかり

さすがに食べていくことはできずに残念無念

 

次の目的地に向かって出発です

 

 

 

 

・・・・・・・

 

西ノ島を走りながら感じることの1つに

海の近さがサイコウに気持ちいい♪ということがあります

(^'^)

 

島後では海を見ながら間近に感じながら

こうして走れる場所ってあんまりないな~…

 

 

だから

 

ちょくちょくこうしてのぞいてみたくなります

 

…進まね~~笑…

 

 

 

路地の気配も

島後とはどこかやっぱり違うんですよね

 

 

 

 

あっちもこっちも

やっぱりなんとなくコンパクト

島感あふれまくっております

 

 ・・・・・・・・・

 

 

さて

大山のnew point の見学を終えてから向かったのは

一見2つの島に見える西ノ島の「接点」

 

船引運河があるポイントです

 

大山からダイレクトにはいけないので

一度別府の港まであと戻りしてからわっせわっせと向かいます

 

 

 

 

中央部でかろうじて繋がっているこの形

もちをびよ~んと左右に引っ張って伸ばしたかのような

笑 

 

もうちょっとで離れてしまいそうなこの地峡には

外海と内海をつなぐ運河が掘られているのですが

それが船引運河

 

 

 

よくよく考えてみれば

外海と内海をつないで溝を掘ったのだから

実際陸地としてはつながっていないのね~この島は…と

今さらながらちょっと衝撃

 

(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあたりの地名は「船越」というので

運河となんらかの関係があるのかな?と思っていましたが

その昔運河ができる以前は

船を陸地に引き上げてこの地峡を越したことから

そういう地名になったのだそう

 

 

 

 

 

 

 

この日も

大きなクルーザーがゆったりと運河を航行し

内海へと入っていきました

 

お客様をご案内してのクルージングかな?

 

 

この運河のおかげで

出入港にかかる時間と手間はずいぶん短縮されたことでしょうね

 

 

 

接点といえば

この西ノ島中央部のくびれ部分には

もうひとつ

『島の接点』がありますね

 

別府側と浦郷側をつないでかけられた西ノ島大橋

 

 

 

 

 

 

こうしてみると大きいな~!!

 

 

この上を通ると内海がずずず~っと見渡せて爽快なのです

残念ながら今回は下からの眺めのみですけどね

 

 

 

その船引運河の程近く

外浜海水浴場に休憩がてらちょろっと寄り道していきました

 

 西ノ島では一番大きな海水浴場になるのかな?

 

店長さんが言うには

昔はもっともっと広く美しい浜だったのだとか

 

確かに

サムライくんやアバレンボウくんが幼い頃

ここに泳ぎに来たことがありますが

隠岐には少ない白砂の広い浜が見事だった記憶があります

 

 

浜の右手にある岩場には大きな潮だまりもあって

子ども達には絶好の遊び場です

 

 

いや…子どもじゃなくても楽しい

 

 

浜の方に目をやると 沖から浜に向かって近づく小さな点々…

 

ちょうど3艇のカヤックが海水浴場に入ってきたところでした

ちょっと風が強かったから

漕艇も大変だったでしょうにとは思いつつ

 

 

 

青い空

透き通る蒼い海

気持ちいいに決まってますよね

(^'^)

 

 

 

カヤックが無事上陸するのを見届けると

ほどよくお昼時

 

 

 

OPEN間近の話題の図書館「いかあ屋」も見たし

浦郷に向けて急ぎ足で向かいます

 

このところ

西ノ島でごはんを食べるとなると

どうしても足がここに向いてしまう

軽食あすか

(^'^)

 

まるっきり普通のビル的外観

観光地のお食事処的な愛想はあまり感じないものの

メニューと働いていらっしゃる方は抜群なのです

 

中でも我が家がはまっているのがこちら

 

「我がとこ定食」 

白ごはんだと950円

さざえごはんにすると1050円

 

 

 

 

こういうメニューに出会うとなんとなくホッとする

 

全て手づくり

どれをとっても

 

優しい味わいのおいしい田舎定食なのです

 

 

まんぷくまんぷく

ごちそうさまでした

(^'^)

 

 

 

 

 腹ごしらえがおわってから

いよいよおばあちゃんのお墓がある地区へ向けて出発~♪

 

 

一昨年パノラマサイクリングでお世話になった岸本旅館さん発見

 

 

お食事は宿主さんのお宅の食卓で食べるという

その形式がなんとも魅力的

 親せきのおうちに泊まりに来たかのような

そんなほのぼの感満載のあったかい宿なのです♪

 

 

 

浦郷から海沿いに走ると

お墓がある赤ノ江地区にあっという間に到着ですが

まだまだ時間に余裕があったので

少しだけ足を伸ばして

西ノ島の一番西端にある集落「珍崎」(ちんざき)まで

行ってみることにしました

 

 

海沿いの平坦な道をイメージしていたのに

いきなり山越えが始まった時はぎょっとしましたけど

赤尾や国賀、鬼舞めがけていくことを思えば

「サイクリング」レベルの山道です

 

 

 

赤ノ江から珍崎に向かう途中の山道で

大きな荷物を持って歩くおばあちゃんに遭遇

 

どこからどこまで歩くのだろう?

 

 

海仕事田仕事を現役でこなし

山道坂道もてくてくてくてく歩く

そんなおじいちゃんおばあちゃん

島後にもたくさんいらっしゃいます

それが健康の秘訣なんでしょうね

隠岐の島のお年寄りは元気な方が多いな~とよく思います

 

 

ひと山超えて珍崎の集落に到着

集落のはしっこには

雨風を凌ぐことができる小さなバス停

 

1日3便ほどのバスがこの集落と島の中心地を結んでいます

 

さっきのおばあちゃんも

雨の日はここでバスに乗るのでしょうね

 

なんとものどかでいい景色

 

 

 

 

小さな港前には 

開け放した集会所的な建物がありました

 

おそるおそる 

「こんにちは~」

声をかけてみたものの

ひっそりとして誰かがいる気配は無く

でも

がらりと扉は開放され

どなたでもご自由におやすみください…的な

 

平和なところなのですよね~きっと

(^'^)

 

ちょっと失礼して中に入ってみることにしました

 

懐かしい雰囲気の長机が並べられた広間

 

そして

この広間を見下ろすように

小さな小部屋が2階にあります

あの2階の障子をがらりと開けたらお部屋

手すり無し

 

 

お部屋の一番奥には本棚があり

有名な小説や名作と言われる作品も含め

ずらりと本が並んでいました

 

地域の方がここでゆるりと読書などされるのでしょうか

 

古いけれどとてもきれいに整えてあり

気持ちよい場所でした

 

…昼寝にも最適でした(^^ゞ…

 

 

 

店長さんがみつけた小さな看板

 

「談話室」と書いてありました

他の地域にもあったらしい

 

地域の方たちが自分たちで作る

小さなコミュニティスペース?

 

 

港周辺にはウミネコもわんさか飛んで気持ちよさげ~♪

 

 

背中に山を背負った小さな漁村

 

空き家も目立ち

人口減少の波に翻弄されているのは恐らく間違いありません

 

それでも

人々が小さなコミュニティーを大事にしながら

丁寧にくらしていらっしゃるのだろうということは

こざっぱりと手入れされた小さな祠や集会所

木造りのバス停の雰囲気からなんとなく伝わってきます

 

あたたかな人々の営みの気配を感じる集落でした

 

 

 

さてさて

そうこうしているうちに

…私が昼寝しているうちに…

時計の針は3時を指しておりました

 

おばあちゃんのお墓参りにそろそろ向かわねば

 

ということで

元来た山道をえっちらおっちら引き返し

赤ノ江地区へ

 

 

大のおばあちゃんっ子だったという店長さん

 

 

たくさんの思い出があるのでしょうね

 

結婚する前も

結婚してからも

もちろん子ども達が生まれてからも

 

おばあちゃんのお墓参りにここには何度も訪れました

 

 

 

お墓があるのはちょっと小高い丘の上です

 

 

 

 

 

この坂道を登り切ると

集落と港が見渡せるちょっとしたビューポイント

 

お墓だということをついつい忘れてしまいそう

 

 

 

いや逆に…

集落と海が見渡せるこんなすてきな場所だから

お墓を作られたのかもしれません

 

ご先祖様もここからこうして我々の営みを

見守っていらっしゃるのでしょうね

  

 

お墓詣りが終わると

またこの細くて急な坂道を下っていきます

 

 

お墓につづくこの道には

やかんをひっかけておく棚が据え付けられていて

名前いりのやかんがずらり

 

 

お年寄りが多いこの地区なので

手すりもちゃんとつけてあります

 

いつもみんながこうしてつたっていかれるのでしょう

ぴっかぴかに光っています

 

 

そうそう

この手すりといえば

店長さんがいつもしてくれる話があります

 

おばあちゃんは腰も曲がってしまっていて

この坂道を上がる時にはえっちらおっちら

手すりにつかまりながらゆっくり登っていくんだけど

下る時にはその様子は全く別人

この手すりを伝うようにして

信じられないスピードでたたたたた~っと下るんだよ

 

( *´艸`)

 

猛スピードで下るおばあちゃん

見てみたかった

 

この手すりを見ながらその話を聞くと

ついつい真似したくなります

 

 

 

 

お墓の下にある赤ノ江のバス停

時計もはめこんであるかわいいバス停です

 

 

 

 

店長さんが学生時代

おばあちゃんの家に遊びに来たかえりみち

いつもここからバスに乗り

フェリー乗り場まで向かったのだそうです

 

おばあちゃんはいつもここまでお見送りに来てくれたのだとか

 

 

バスが走りだしても

おばあちゃんは立ち去るそぶりもなくそこに立っているのだそう

 

もう帰ったかな?

もういないかな?

そう思いながらバスの窓からバス停の方を振り返ると

やっぱりバス停の横にはおばあちゃんのちょっと小さな姿がある

 

 

バスが大きなカーブに入ると

一瞬そのバス停は見えなくなってしまうのだそうですが

もうさすがにいないよねと

次の角を曲がった時に今来た方に視線をやると

やっぱりまだおばあちゃんはそこにいて…

 

 

 

遊びに行った帰り道

いつもそうしておばあちゃんに見送ってもらったと

店長さんはここに来るたび語ります

 

 

見たことのないはずのその光景なのに

自分もそこにいたかのような

 不思議な気持ち

 

 

都会でがんばっている孫が訪ねてきてくれることの喜び

張り切っておうちの掃除もされたでしょう

お布団だって干したでしょう

店長さんが小さな頃に好きだったごちそうも

きっと作られたに違いない

 

束の間の楽しい時間とその子をまた送りだす寂しさ…

 

 

 

やさしいおばあちゃんに会える嬉しさ

懐かしい味のごちそうを食べたり

嗅ぎ慣れた田舎の匂いを感じたり

お小遣いももらったり

そうしてエネルギーを充填した自分と

自分が帰ればまた一人になるおばあちゃん

 

 おばあちゃんをまた一人ここに残して帰っていく

そんな店長さんの胸の中…

 

 

 

 

いろいろいろいろ…

そうしたいろいろが一気に胸に迫ってきて

 

この話を聞くたびに

 

あたたかさと切なさが入り混じった

なんともいえない気持ちになります

 

 

 

 

 

ここが

バス停を確認できる最後のコーナー

 

店長さんの「こころの風景」です

 

 

 

ヒノショウヘイさんの「こころ旅」にここを出したかったな~…

 

 

 

☆ おまけのいちまい ☆

日の当たる崖を覆う叢に

真っ赤なツブツブ発見

 

どでかいノイチゴでした

!(^^)!

 

 

島後もそろそろノイチゴ狩りのシーズンですね~♪

 

 

 

別府港のほど近くにある小さなお寺

店長さんが小学校に入学した年の春

お父さんと一緒にここで撮った写真があります

 

 

その時のお父さんの年齢を

もう店長さんは追い越してしまいました

 

 

 

 

 

店長さんたちが暮らした家があった場所にも行ってみました

 

すでに当時の家は跡形もなく

空き地になってしまっていました

 

 

 

小さな頃に過ごした町を歩いていると

いろんな思い出が彷彿と胸に浮かぶものですね

 

この道は保育園につながるはず…

ここを通る時は絶対この段の上を歩いとったな

 

なんだかんだとひとりごちつつ

懐かしそうに町歩き

 

 

ふと足を止めたのは

小さい頃よく一緒にめんこをして遊んだというお友達の家の前

 

 

記憶をたどる旅っていいもんですね

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コメント: 2
  • #1

    matsumori (月曜日, 21 5月 2018 11:49)

    すばらしいエッセイ、拝読。こころ旅、わたしも朝の部はよく見ています。入選確実でしたね。良いお話でした。またよろしくお願いします。

  • #2

    ブンテン (土曜日, 02 6月 2018 09:45)

    matsumoriさま♪

    コメント頂きありがとうございます
    「こころ旅」、あの番組の不思議な魅力、いつの間にかとりこになってしまい
    我が家もずうっと録画して見ています
    景勝地などではないけれど、そこに、お手紙を書かれた人の人生の一場面が重なってみえるようで、いつもしみじみ見ています。
    ショウヘイさんとその土地の人の出会いもおもしろいですよね

    次の機会こそ頑張ります(^'^)